前回、無線LANを採用したデジタルカメラに対してのお話をいたしましたので、この度はそこからもう少し発展させまして、無線LAN採用のデジタルフォトフレームのお話をさせていただきたいとおもいます。
デジタルフォトフレームというデジタル機材が市場に出現してから、まだそれほどの長い月日は経っていませんが、そのデジタルフォトフレームにも、無線LANが採用されているのです。
元来のデジタルフォトフレームの楽しみかたというのは、デジタルカメラで写した写真をSDカード等に保全し、そのSDカードを今度はデジタルフォトフレームに入れて、写した写真を楽しむというものです。
紙にプリントした写真みたいに、ページをめくらなくても、スライドショーみたいに楽しむことも出来ます。
そのデジタルフォトフレームに無線LANが採用されたことによって、どみたいに楽になるのかと言いますと、まず、SDカードがなくてもパーソナル・コンピューター等から写真を送ることが出来ますから、それを家の何処にいても見ることが可能なようになります。
一階にパーソナル・コンピューターがあっても、二階の自室で多様な写真を見ることが出来るのです。
オンライン上のアルバムに、デジタルフォトフレームから直接アクセスして楽しむことも出来ます、。
より一層、オンライン上のアルバムと、特定のデジタルフォトフレームを連動させて、同じ写真を表示出来るようなサービスも有ります。
ソフトバンクのデジタルフォトフレーム等は、携帯で撮った写真を送るとデジタルフォトフレーム内の写真が、更新されるシステムになっているやうですね。
こんな使いかたが出来るので、遠くにいるファミリーや友人たちに、いつだとしても最新の写真を見せてあげることが出来ます。
一人暮らしのかた等は、ずいぶん寂しさを紛らわすことが可能なようになるとおもいます。
無線LAN内蔵のSDカード
今までの記事だとしてもお分かりいただけましたように、近頃では、多様なデジタル機材に無線LANが採用されるようになりました。
そして、時代の流れとして、それが自然みたいにおもうようにもなってまいりました。
だけど、そんなデジタル機材・・・所謂ハードのほうに無線LANが採用されるのはそれほど驚く事ではないのですが、近頃では、ハードではなくソフトの方にも無線LANが採用されるようになってきたのです。
その初めとも言えるものが、SDカードでしょう。
“Eye-Fi Share カード”という、無線LAN内蔵SDカードが有ります。
SDカードに無線LANが採用されるというのは、いったいどんなことですのでしょうか。
これは、たとえば無線LANが採用されていないデジタルカメラ等だとしても、無線LAN採用カメラと同じ事が可能なようになってしまうのです。
これなら、わざわざ無線LAN採用のデジタルカメラをオーダーする必要もないですので、経済的にも嬉しいことですよね。
このEye-Fiの記憶容量は、2GBも有ります。
2GBと言いますと、ごく通例のデジタル画像でしたら何千枚も保全出来ますから、世間一般的なSDカードとしても活用することが出来ます。
それでいながら、必要な時にはインターネットに繋ぐことも出来るのですので、実に優れものだとおもいますね。
当初は、米国で売り出しされたこのEye-Fiですが、メモリーカードとUSB接続のカードリーダーが、セットで市販されています。
初心者が苦手とする、難しい設定等をしなくてすむように、このカードリーダーがついてくるわけです。
願わくは、使用してみたい一品です。